代表挨拶

次世代の鉄工所

私達のウェブサイトへ御訪問頂き有難うございます。

創業以来「会社名長いよね!」とか「メーカーアンドなんとかさん?」とよく言われます。
確かに長いし覚えづらい。しかも英語。名刺を配り始めた時に思いました。私としては担当者の名前さえ覚えて頂ければ、会社名はどう呼んで頂いても問題ありません。
ですが、せっかくなので会社名 『株式会社Maker&Factory’sHUB』 に触れたご挨拶をさせて頂きます。

私と共同創業者の中村は、金属材料卸会社で材料販売や機械加工の営業・調達を10年以上経験し、
自動車、半導体、家電メーカーや、部品加工会社、金型製造会社、設備製造会社など数多くの企業とお付き合いさせて頂きました。その間、様々な加工案件の打合せをしてきました。また、社長や担当者様と情報交換や世間話も沢山しました。
仕事の知識や経験を積ませて頂いただけでなく、社会人としても育てて頂きました。今の私があるのは確実に、前職で関わった方々のおかげです。
そんな恩も愛着もある製造業界ですが、残念ながら、厳しい現状と更に難しくなっていくであろう未来への不安感が漂っています。
「仕事量の減少」「高齢化」「人材・後継者不足」「デジタル化の遅れ」「ナレッジマネジメント」等々、会社規模問わずあれこれ課題は山積みです。
そのような状況からなのか、私達の暮らす地域で鉄工所を創業した会社は、知る限り直近10年で”0件”。対して海外の技術力と設備力はものすごい勢いで増しており、日本が海外勢におされている。
サラリーマン時代、もどかしく思いつつ、危機感を募らせていました。
そんな経緯があり、私達がやってきた事を表現しつつ、ものづくりに関わるモノ・コト・ヒトを繋いでいきたいという意味を込めて会社名としました。

私達はまだまだ小さく、頼りなく見えるかもしれません。若くて歴史の浅い会社ですが、業界の歴史を引き継いでいます。日本の製造業の良い所も良くない所も知っています。
良い所は引継ぎ、良くない所は変えていきます。海外の同業者とも積極的に交流し、長所を取り入れていきます。
先人の作った強い日本の製造業を消費していくつもりはありません。
新しい事に挑戦し続け、次世代の日本の製造業を作ります。
会社名は長いですが、新しく製造業の一員として仲間入りさせて頂いた、株式会社Maker&Factory’sHUBを宜しくお願いします。

代表取締役社長 日向翔一